石に描こう、アートセラピー・クリエーション

先月に続き、第2土曜日はNeccoにてアートセラピー・クリエーションです。前回と同じく、主宰は永幸さんで講師は山本さんです。今回は、「石に描写する」というのがテーマです。それぞれ持ち寄った石にアクリル絵の具で色付けするわけです。参加人数は6名と前回の半数でした。それでも、教えるには最適な人数というそうです。
では、石を持ってこなければいけなかったか、といえば、そこはNeccoのいいところ、ちゃんと用意はあります。ただ、大きさは手のひらの半分ほどというので、小さすぎる場合は交換をして適切な大きさの石を選ぶのだそうです。永幸さんの持参した石は、見た目に反して軽い石でした。
まずは、前準備ということで紙に線や点などを描きました。太線・細線・点線・文字などなど、めいめいに描いていました。それが終われば、いよいよ石に描く作業です。

小さく切ったスポンジに絵の具をのせて、石に叩きつけるように色付けしました。この時には、水を使わずに着色したほうがうまくいくのだそうです(写真上)。しかし、くぼんだ石だったら色がつかないのでは、と思うでしょうが、問題ありません。これはまだまだ序の口です。
スポンジでの着色が終われば筆を使い、2本の線を引きます。できれば石のくぼみにあわせて描くと、仕上がりが良くなるというのですが、私は平べったい形だったので難易度が高かったです。それでも、何とかして線を引いたので、次の作業である線を境目にした着色に移り、最後に仕上げで点などを描いて着色は完成しました。
でも、もう一作業あります。それは色紙を好きな形に切って台紙にして、描いた石をのせて本当の「完成」です。台紙を切るときに、私はみんなに「なんでうまく曲線が切れるの?」と聞かれました。これは私自身もなぜかと聞かれても分かりません(私の作品は写真下の左下の赤い吹出し型の台紙)。さて、個性豊かに切って描いた石をのせて集めたあとは品評会です(写真下)。永幸さんの作品は、さすがにアートの達人ぶりを発揮しておりました(写真下の左上の四角い台紙と左下の黄色い台紙の作品です)。菓子をつまみながら、お茶を飲んで話し合いました。楽しかったですよ。Neccoのスタッフは他の用事で参加できなかったのですが、出来上がった作品を見て「参加したかったなぁ」とこぼしていました。その気持ち、よく分かります。
明日はライブがあるので、ネットカフェで一泊です。満席にならないうちに入れました(これを書いているのは泊まっているネットカフェで(笑))。