7月の3連休の最終日、海の日のこの日、当事者会の現状とこれからを考える為の大事な日が来ました。
足並みが揃いにくいと言われる、発達障害の当事者会が、初めて全国規模でフォーラムを行いました。場所は、王子駅前の「北とぴあ」ペガサスホールです。昼の12時前に到着して受付に行こうとすると、私と同じ当事者会(「ほんわかカフェ」です)の方々が既に済ませていたようで、開始時刻の12時30分になるのを待つのみでした。
その間に、司会進行をされる方(実は私と同じ職場の方です)と会いました。こうして、開始時刻が迫ると会場内に入り、前部の関係者席につきました。
いよいよ、時間になりスタートです。
第一部は、「発達障害者の当事者同士の活動支援の在り方」調査報告会です。
これは、昨年度の調査結果から、当事者会の必要性、大人の発達障害者への必要な支援を、調査分析の関係者たちが語っておりました。当事者会に関わっている私たちのことですので、概ね同意できることや知りうる範囲の内容でありました。約1時間半の講演が終わると、ここで休憩です。
休憩中に、隣接する第2会場に立ち寄りました。ここでは、当事者会の活動紹介ブース、発達障害関連の書籍の販売、支援団体等によるPRコーナーが設けてあり、私の勤務先も出展しておりました。リーフレットを多く用意されておりましたが、あっという間に無くなってしまうほどの関心の高さでした。
第二部は、「発達障害当事者会の現状とこれからの当事者活動を考えるフォーラム」で、関東地区の当事者会の主催たちが集まり、これからの当事者会についてパネルディスカッション形式で熱く語り合っていました。約2時間半もの間、事前の質問に対する回答を行いながら、当事者会同士で現状や課題などを話し合って情報交換しておりました。
これが終わると撤収が行われ、スタッフならびに関係者たちの懇親会が会場を変えて行われました。アルコールを含めて飲み放題で、みなさん良い気分で酔っておりました。
それでも、開催するまでの苦労は計り知れないものであると察しており、発達障害の特性上で次回が行えるかは予断を許さない状況でありますが、来年も行えることを願ってやみません。