自信は「付くもの」であって「持つもの」ではない

Self Confidenceこれは、私がSNSでつぶやいたことを改めて文面化した内容であります。
よく「自信を持て」と言う方がいますよね。あれって、私から言わせると「間違った言い方」であると断言します。思っている、なんていう生易しいことではありません。
では、なぜ「自信を持つ」と言うのが間違っているのか、説明しましょう。
そもそも「自信」というのは物事に取り組んで、成功もしくは達成した時に自身の「身に付く」ことであって、他人に言われて「持つ」ことではないからです。つまり、「自信」というのは実際に行動して、良い結果が得られた時に初めて付くわけであり、何も行動しないのに「持て」と言われても為す術がないのです。さらに、「自信」というのは正の方向でも負の方向でもスパイラルを起こす力があります。良い結果が重なれば自信を多く付けて強くなりますし、悪い結果が重なれば自信を失い続けて朽ち果てます。
この事からも、「自信」には成功体験や達成感が絶対に必要です。それに、「自信を持て」と言われて持てるものなら、この世に精神疾患になる人など存在するわけがありません。「自信」の誤解によって、他人の人生を間違った方向に導いて取り返しがつかなくなる事ほど大きな罪はありません。
こういう格言があるのです。「人の自信を傷つけるものは、人の肉体を傷つけるものよりも罪が重い