トラブルや対立が生じた時に大事なこと

巣鴨の光景
巣鴨の光景

社会で生きている限りは、必ずと言って良いほどトラブルや対立に遭遇します。それは、行動している限り避けることはできません。問題は、トラブルや対立が生じた時に、どうやってベストな状態で解決するか、という点が重要です。ここで、感情的になったり主義主張を振りかざすと、より一層不毛の泥沼にはまってしまいます。大事なのは、理性をもって大人の対応をするべく、原因の究明と互いの意見を洗い出し、そこから問題の本質を落ち着いて見出して解決に向かわせることにあります。
もちろん、求めていることが100%通るとは限りません。事情によっては、それが不可能になることすら多いのです。そうなってくると、お互いの妥協が必要になりますし、何かしらの歩み寄りをしないといけなくなります。そうしなければ、関係修復や関係改善など出来るはずがありません。
やってしまった物事は、どうやっても完全に元に戻ることは出来ません。まさに、「覆水盆に返らず」です。そんな事にこだわるよりは、これからどうしていくかを考えて、前向きな未来志向の信頼関係を築き上げるべきではないでしょうか。

巣鴨の光景
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しかし、残念なことに自分の意見が100%通るまで許さない、責め続ける、という姿勢の方が少なくありません。どれだけ譲歩しても、粗暴な対応を執り続けて、相手が完全に要求を呑むまで徹底的にやり込める、のでは妥協ではなくて人格否定です。こんな後ろ向きな対応をされては、ウンザリしますし疲れてしまいます。それこそ、立派な「モンスター」であり、れっきとした「クレーマー」なのです。こんな人を相手にしたら、身が持たないし暗澹たる思いで生きなくてはならなくなります。ただですら生きづらいのに、そこまでされたら何のために相手にしているのか分かりません。
私としては、関係改善・関係修復に前向きに対応し、信頼関係を築き上げていきたいと考えています。その為には、最大限の努力を惜しみません。ただ、前述の「モンスター」や「クレーマー」に対しては「百害あって一利なし」と考え、無理だと判断したら手早く関係終了することも辞しません。揚げ足を取ったり、文句や不満ばかり言ったところで、良い方向になるわけがないからです。そんな人には、好き勝手に言わせておけばいいのです。その内に、被害者意識を剥き出しにして醜くなって、誰からも相手にされなくなるでしょう。私は、悪口を言う気がないし、そういう事に時間を費やせるほどヒマではありません。
確かに私は至らない点が多く、まだまだ学び続けて進化しないといけない事や、徳を重ねて深化しないといけない事も多いです。そういった事からも、仕事でもプライベートでも、より良い人間関係を作る事に最大限の努力を積み重ね、最高のつながりを実現させることを目指す次第であります。