九段下駅の改札、ついに統合!!

2020年3月14日、九段下駅で東京メトロ東西線と東京メトロ半蔵門線・都営新宿線で分かれていた改札が、ついに統合されました。
上のスライドは、統合前の改札の光景です。東京メトロ半蔵門線と都営新宿線は、7年前までは同じフロアであったにもかかわらず、会社が異なるために壁が設けられており、改札を通って行き来していました。つまり、当時は同じ駅ながら3線それぞれに改札があって、独立した状態だったわけです。
それが、2013年3月に壁が撤去されて(当時の東京都知事だった、猪瀬 直樹氏が「バカの壁」と言ったのは有名)、2線は改札を通ることなく乗り換えが可能になりました。しかしながら、同じ東京メトロでも東西線と半蔵門線は異なるフロアであるために、依然として改札を通らないと乗り換えができませんでした。また、飯田橋寄りの出入口は東京メトロ東西線の専用改札で、他の2線に乗る時は靖国通り寄りの出入口まで行かないといけませんでした。

そして、今回の工事で3線共通の改札が新たに設置され、3線が互いに改札を出ることなく乗り換えができるようになったのです。もちろん、飯田橋寄りの出入口からも3線全てに乗車できるようになりました。
中央のスライドは、上のスライドとほぼ同じ位置で統合前の改札が撤去された状態の光景です。そして、下のスライドが3線共通の新しい改札ならびに券売機コーナーです。
工事はまだ残っていますが、改札の統合という、大きなステップを迎えることができ、利便性がアップしたことは事実であると言えましょう。