8両編成車の充当率が高い、都営三田線

2022年5月14日から開始した、都営三田線の8両編成車の営業運転から半年が過ぎました。年度内に都営三田線の新型車である6500形13編成が、都営交通の告知通りに導入されて全ての編成が営業運転に入りました。
そして、直通先の東急目黒線でも来春の相鉄線直通に合わせて半分以上が8両編成化しています。一方で、東京メトロと埼玉高速鉄道は現時点でも8両編成車は皆無で、急いでいる様子も見られません。その為に、東京メトロ南北線・埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線直通運用の8両編成車は東急車しかなく、未だに大半が6両編成のままです。
今では、都営三田線では都営車の約1/3が8両編成であり、乗り入れてくる東急車も半分以上が8両編成なので、行先表示の両数を見ると分かりますが、8両の表示が多くなっています。それだけ、都営三田線には8両編成車が多く充てられていると言えます。さらに、都営三田線では混雑が激しくなっており、6両編成では朝ラッシュの車内でほとんど身動きがとれないほど窮屈な状態で乗車することになります。そういったこともあって、8両編成車の増加は現在の都営三田線の状況に合わせたと言って過言ではありません。
来春には、都営車と東急車に加えて新たに相鉄車も乗り入れます。相鉄車は8両編成なので、より充当率が上がってゆとりある車内環境になると思われます。