ついに、日暮里舎人ライナーに乗車

日暮里舎人ライナー・熊野前駅東京都に移り住んで約1年半、障害者用の都営交通乗車証を手にして1年3ヶ月になりますが、一度も乗ったことがない都営交通があります。それが、日暮里舎人ライナー(写真上)なのです。
ましてや、移り住んだ時は西浅草にいたので乗る機会がありそうなものですが、意外や意外、全く乗っていませんでした。そこで、乗車証を使って交通費がかからない旅をしたのです。
まずは学習院下まで歩き、都電荒川線で熊野前まで行きました。ちょうど下校時刻だったので、中高生たちが乗車してきました。なお、都電荒川線は既に全区間乗車しているので、今回の旅では三ノ輪橋まで行きません。
熊野前から日暮里舎人ライナーへの乗り換え客は多く、約半数が下車しました。さあ、いよいよ日暮里舎人ライナーの駅に行きます。で、駅の構造が変わっていて、エスカレーターが改札階からホームまで1本に繋がっていなくて、途中で位置をずらしたような状態で配置されていました。たいていの客は見沼代親水公園方面の列車に乗りましたが、私は全区間乗車をするのが前提なので、一旦始発駅の日暮里まで行きました。日暮里駅は改札が車止め側1箇所だけで、券売機など駅の機能まで同じ階に集約した、ワンフロアー構造になっていました。

日暮里舎人ライナー・見沼代親水公園駅ここから、終点の見沼代親水公園まで行きます。一番前の席に陣取り、景色を楽しみながら約20分の旅を満喫しました。途中で、ある人のメールに邪魔されましたが、誰かは言わないことにしましょう。日暮里を出て数分は、ビルに囲まれた都心の光景に包まれていました。ところが、荒川を越えると高層ビルがなくなり、住宅地らしい街並に変わりました。さらに北上し、舎人公園まで行くと「街」と言うより「町」といった雰囲気に変わり、終点の見沼代親水公園(写真下)に到着しました。
今までなら、ここですぐに折り返して行くところですが、一度駅を降りて周辺の町を見ようと思ったのです。と、さらに北へ歩いて行くと、「埼玉県草加市」の標識がありました。そうです、ここが東京都と埼玉県の境目なのです。ちなみに振り返ると、「東京都足立区」の標識がありました。近くには「島忠ホームズ」があるので、今後行くかどうか考えましょう。それにしても、都営の乗車券で埼玉まで行けるのは魅力ですよ。
帰りは高円寺に寄る用事があったため、江北まで戻り、都営バス(王40:池袋駅東口行)で王子駅へ、都営バス(王78:新宿駅西口行)で高円寺駅入口で一旦下車して用事を済ませた後、再度都営バス(王78:新宿駅西口行)で新宿駅西口へ行き、都営バス(早77:早稲田行)で高田馬場二丁目と乗り継いで帰りました。