平成最後の年明け 冬の広島紀行

1日目(1/12)

2019年が始まって、いきなり旅行ということで「寒くなってきたら、広電全線完乗弥山登山を果たしたい」と言った昨年秋の言葉を実行に移すべく、今回はLCC利用ということで、成田空港第3ターミナルから旅が始まる。

8時からチェックインが始まり、保安検査を済ませて搭乗口へ向かった。搭乗するのは、9時30分発春秋航空621便広島行。この便は本棟で搭乗手続きを行い、ランプバスで移動するのである。機材は近くに止まっていたので、すぐに着いてササッと搭乗する。
そして、天気が良くない中で離陸したのであった。前回と同様に行く先々が雲だらけで、疲れも加わって時々爆睡しながらの移動となった。衝撃で目がさめると、着陸したようで広島空港に11時10分到着。

繰り返すが、今回の旅の目的は「広電全線完乗」と「弥山登山」であるので、寄り道せずに足早にリムジンバスに乗車して広島駅新幹線口へ移動した。
ここからは、広島電鉄路面電車で移動する。駅の窓口で、一日乗車券を買って乗車して、八丁堀電停まで向かう。そこからは、南に歩いて新天地辺りまで行って、お好み焼き屋が集結する「お好み村」で昼食。
昨年に行っている、3階の「将ちゃん」で食することにした。今回は季節的に「かき入りお好み焼き」(1,610円)をチョイスした。さらに食べる時に、鉄板を選んだので本場の食べ方ができて大満足だ。
さあ、ホテルのチェックインまで十分余裕があるので西に歩いて本通り電停まで行って、今日のうちに全線完乗を果たすために再び路面電車に乗って広島港電停に向かった。しばらく滞在してから、今度は比治山下経由で的場町電停で乗り換えて、ホテルの最寄駅である銀山町電停へ。
16時を回って、2夜お世話になる「チサンホテル広島」にチェックイン。
もちろん、今日はまだまだ終わらない。路面電車未乗区間を乗り潰すために、江波電停に向かった。ここは、広電江波車庫があるので、江波行が遅くまであるのが分かる。続いては、横川駅電停に向かって一直線。この時点で、すっかり暗くなっていた。さらに、中電前電停まで乗車して夕食を「汁なし担々麺 武蔵坊」で堪能してから歩いて八丁堀電停に向かい、最後は単独の白島線白島電停に向かって、ついに「広電全線完乗」を果たした。
そして、八丁堀電停経由で銀山町電停まで向かい、明日に備えてホテルに戻るのであった。

2日目(1/13)

朝はスッキリ起きることができて、朝食を済ませると早々と出発して、銀山町電停から路面電車で移動する。今回は車内で、一日乗車券を買う。乗った電車は、広電宮島口行なので乗り換え無しで一気に終点の広電宮島口へ。
ここからは宮島行の汽船に乗るのだが、宮島行の汽船は2つある。一つは広電系宮島松大汽船、もう一つはJR系JR西日本宮島フェリー。前回は宮島松大汽船に乗船したので、今回はもう一方のJR西日本宮島フェリーに乗船して宮島へ向かった。

宮島に着いたら、弥山に向かうため真っ先に紅葉谷公園入口の宮島ロープウェーの無料送迎バス乗場へ。そこからバスで宮島ロープウェー紅葉谷駅へ向かった。前回は広電一日乗車乗船券で、宮島ロープウェー運賃が割引になったのだが、障害者手帳があると運賃が半額になるので、今回は駅の受付で買うことにした。
前回の繰り返しになるが、宮島ロープウェーは、紅葉谷線(紅葉谷榧谷間)と獅子岩線(榧谷獅子岩間)の2路線あって、前者は循環式ゴンドラは8人乗ながら約1分間隔でドンドン出発できる方式、後者は交走式ゴンドラは30人乗ながら約5~15分間隔でまとめて出発する方式。途中の榧谷乗換だけの駅で、ここで降りることはできない。そして、登山をするのにピッタリな寒さで、獅子岩まで向かった。さあ、いざ弥山に登山!!
原始林石碑までは下り坂であるが、それを過ぎたら登り坂になる。実際に登ってみると意外にきつくて暑さで途中の霊火堂弥山本堂の辺りで休憩をしたのであった。重装備とまでは行かなくとも、登山できる程度の装備はしていたが、やはり登山と言うに相応しいほどであった。
暑さが引いて疲れが取れたところで、残りの三鬼堂観音堂文殊堂くぐり岩を経て、ようやく弥山山頂まで登ったのであった。
着いたら、ちょうど正午になっていた。展望台から眺める光景は最高で、登山してこそ体感できる素晴らしさと感じた。少し休憩してから下山して、獅子岩駅からロープウェー紅葉谷まで戻って無料送迎バスで紅葉谷公園入口に降り立つと、当然ながら空腹。実は、行く時に目を付けていた店があったのだよ。

でもって、その店とは宮島ビールのレストラン「MIYAJIMA BREWERY」、しばらく待つことになったが、クラフトビールと地元の味を堪能するなら、やはりここしかない。
一番奥の席に通されて、まずは「お試し3種 スタンダード」から。「ペールエール」「もみじエール」「ピルスナー」の3種を味わい、食事は「牡蠣のクリームスパゲッティ -広島産藻塩レモン風味-」で贅沢な時が流れる。外の景色を楽しみながら、地元の味に舌鼓。続いては、「お試し3種 スペシャル」。「オイスタースタウト」「ニューイヤーエール」「ヴァイツェン」の3種を味わい、「生牡蠣」をレモンとタバスコで食して大満足な時間を過ごす。実に、いい場所に店を構えたなぁ、と感じた。

目的をすべて果たして宮島桟橋に向かい、行きと同じJR西日本宮島フェリーに乗って宮島口へ向かった。
あとは広電銀山町電停まで戻ってホテルに帰還。

3日目(1/14)

最終日は帰るだけなので、朝食後にチェックアウトしてから歩いて広島バスセンターに向かい、ここからリムジンバス広島空港へ。途中、中筋駅に停車して広島インターからは山陽自動車道で東に向かって河内インターで降りて、少し走って広島空港に到着した。少ししてからチェックインが始まり、保安検査を行い、待機する。
搭乗するのは、11時50分発春秋航空622便東京(成田)行。今度はLCCながらボーディングブリッジで搭乗するので気分が違う。こうして、昼時の広島を後にして冬の明るい空の中を東にフライトして、東京(成田)空港に13時10分到着。

冬の旅は厳しいと言われるが、場所によっては冬がベストシーズンだったりする。今回の、広島・宮島の旅もそうだった。寒いからこそ、楽しい旅があることを認識したのであった。

しまい。